何度目だ容疑者X

通算何度観たかわからないキャラメルボックス『容疑者Xの献身』2012ver.です。…だめだな! 何度観ても悲しいな。今日はご飯を作りながら耳だけ傾けており(キッチンからテレビが見えないので)、ラストのほうだけ観たのですが、我慢ならぬ。
今日はなんだか、このあと彼らはどうしたんだろうということと、泰子の心情について考えました。彼女は湯川先生から推論を聞いたときいったいどこまで考えることができたのだろう。自分と美里をかばうために石神が別の殺人を犯したショックは、「自分のために石神に犯罪を犯させてしまった」点で止まっているのではないかと思いながら見ていました。だって私がそうだもの。何度も何度も観ていたってそこまでしか考えが及ばないのだもの。「自分の罪を隠すためになんの関係もない名も顔もなきひとが殺された」点にたどり着くまでどれくらいかかるだろう。そんなダブルショックが彼女をこれから襲うのだと思うと、咄嗟のこととはいえ罪を犯し、嘘を重ねていくことがいかに罪深いかと考えずにはいられませんでした。
あぁ…寒くなってくるとこの作品のきつさが身に染みるわ。今日みたいに重い色の日は特にね。達也さんの冒頭の語りからつらいものね。

この舞台、キャラメルボックス史上なかった悲劇のような謳い文句で書かれることが多いのですが、案外キャラメルって悲劇が多いような気がする今日この頃です。わりといつも安心してみていられる…という当初の私の感覚をよそに、作品を観るにつけそうでもないかも?と。だってほら、TRUTHは悲劇中の悲劇だし、嵐になるまで待っても私から見れば悲劇、無伴奏ソナタも少しひねった見方をすると悲劇。…うーん、ちょっと違うか? あぁそうか、キャラメルって、ただ楽しいだけの舞台があまりないのかもしれません。うーん。

そういえば全然関係ありませんが、なにかの記事でイルミネーションを一緒にみたい芸能人ランキングを見ました。一位は翔くんで七位に相葉さんが入っていたのですが(その間はさっぱり覚えていないので嵐さんやNEWSさんや好きな俳優さんではなかったのだろう)、わたしだったら誰かな~~と幸せな妄想をし、考えた結果成宮くんを導き出しました。もちろん潤くんやけいちゃんや田中圭くんや小出恵介くんや達也さんも考えたのですが、ここは成宮くんだな! なぜと言われると難しいが、ちょっと面倒くさそうにしかしけっこう素直に感動し、でもさみーーとか言ってわりとすぐ退散しようとするんじゃないかと思われ、それがなんだかいいな。横顔を見たいわ。紺のダブルボタンのコートがいいわ。
…そんなこんなで今日も平和です。博多駅前の陥没に驚いています。
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キャラメルボックス『嵐になるまで待って』2016

本日9/24昼公演を観てまいりました。亀有は遠かった。それにしてもこの連日続く雨はどうにかならないのか?なんて、被害をこうむっている方もいらっしゃるからわたしなんかが言ってはいけないのだろうけれど、気が滅入ります。なんか最近なにもやる気がないですもん…どうにかしたい。

さて、この演目を観るのは初めてです。以前に達也さんが波多野をやっていたそうで、よくブログに二つ目の声ネタが出てくるのでタイトルだけは存じ上げておりましたがストーリーも知らず、今回五回目の再演とのことでチケットをひょいひょい取った次第です。キャラメルは安心してみていられる、と大方思っていて間違いないと思いますが、今回はそういうわけにもいきませんでした。見終わって私はとてもショックを受けています。すごくつらい。

以下、隠して感想を書きます。

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『天使にラブソングを -シスター・アクト-』を観てきた。

Hail Holly Queenを聴きたくて&森公美子さんの歌を聴きたくて帝国劇場の当日券に並んできました。レミゼのときなかなかの行列だったので早めに行ったのですが、まったく余裕でした。今回は20分前で平気だったな。二階の補助席はなかなか居心地が良かったです。遠いけど。

結論から言うと、Hail Holly Queenは歌いません(笑) よく考えたら映画の2作品目の曲でした。なんていい加減な。

どうやらわたしは森公美子さんの歌声がとにかく好きなようです。舞台で拝見するのは三度目で、初めて拝見したときも心奪われたものですが今回もわたしの琴線に触れる触れる。二曲目から泣いてました。しかも超ノリノリな曲で。それからも涙が溢れること複数回。感動曲ではないにも関わらず。おかげでガーゼハンカチが重くなりました。情緒不安定なのかもしれないけれど、…いや、やっぱり森公美子さんの歌声が好きなんだな。ぼろぼろ泣いたもん。

お話はたぶん映画のとおりです。観てないと思うので比較できませんが。コミカルでハッピーエンドで、とても楽しく鑑賞できました。たくさんのひとで歌うのってほんとに楽しい。パワフルで元気を貰えました。法王が指揮者さんだったのには笑ったわ。

これまでの観劇で二番目くらいにお客さんの平均年齢が高かった気がする。いいなぁあんな老後。
入り口でサナリウムを配られ、カーテンコールでつけて踊れと言われるのですが、おじいちゃんおばあちゃんもこれをやってるのかなぁ、いいなぁ、となんだか心底羨ましかったです。そしてやや後ろに下がった補助席でノリノリのわたし。

全体に音楽がディズニーっぽくて聴きやすかったように思います。プリンセスものの。音楽はよくわからないわたしですが、やはり生音がつくと華やかで贅沢ですね。気持ちよく聴かせてもらいました。

というわけで、とても楽しい観劇でした。
グリーンカレーが食べたくてひとりでランチしたり、劇場で熊本地震の募金を集めていたので入れてきたり、朝用に贅沢してパンを買ったり、かたちに残るものはほとんど買わないなぁ自分と思い至る一日でした。

公演はまだ続きます。ご都合つく方はぜひ。楽しいっすよ。
次のエリザベートが観たいのだが、こちらは前売り完売状態。また当日券ですねぇ。

NODA・MAP『逆鱗』

2/9、当日券で夜公演を観てきました。仕組みはわからんが当日券って侮れない…、というオペラグラスいらずの席で鑑賞。近くに中村勘九郎ご夫妻がいらっしゃいました。
実は三月にチケットを取ってあるのですが、なんだか雲行きがあやしくなってきて行かれるかどうか微妙なところなのです。それで、行かれなかったら絶対に後悔すると思い、たまたま休みだったので当日券にチャレンジしました。すごく並びましたが、室内なのでなんの苦もなく待てました。やっぱり、国立の嵐さんのグッズや秩父宮のNEWSさんのグッズ列に比べるとね…。

今回の『逆鱗』は野田地図の新作です。まだ続きますし実はもう眠たいので(帰ってきていまは夜中。明日仕事だぞ)、ネタバレはなしで簡単に。
役者さんは相変わらず豪華な面々が揃っています。松たか子さんは、個人的に舞台を生で観てみたい女優さんNo.1でしたのでようやく機会を得てたいへん嬉しかったです。素晴らしかった。阿部サダヲちゃんもなるしーも、やはりものすごく上手な俳優さんで、ばってん不知火とかいったいなんだったんだろうと本当に不思議に思ってしまいました。特に好きな俳優さんではないのだが、瑛太は観る度に感心します。ぴたりとはまる俳優さんだと思う。井上真央ちゃんはテレビで見るより舞台で観るほうが好きだなぁ。前回のMIWAよりも幅が広がった感じがしました。満島くんはキラキラした雰囲気が異質で良かったです。銀粉蝶さんの存在感ったらすごくて、奇抜な衣装も相まって印象的でした。野田さんもいつもより聴きやすかった。
アンサンブルのみなさんはとても人数が多くて、セリフも多かったように思います。今回の舞台はアンサンブルの方の動きがたいへんに綺麗で見惚れること複数回。

見ていてとても苦しい舞台でした。話は途中できっとこうなるなと予想できますし、案外そのまま進んでいくのですが、非常に悲しくてつらい。後半はぼろぼろ泣いてしまいましたし、終わってから立てませんし声は出ませんし、外に出て寒いと感じている自分が不思議でした。あぁそんなふうな感覚が私にはあるんだなぁ、と。そしてこれから眠ったらまた朝が来ることが信じられません。
野田戯曲をいくつか読んだからか、言葉遊びはだいぶわかるようになりました。あ、きっとこう言うぞ、というのがほぼ当たる。野田地図を観るのに「わからなかったらどうしよう」と心配する気持ちも今回はありませんでした。ここ数年観てきて自信がついたのかな。

野田さんの舞台の使い方にはいつも度肝を抜かれます。今回はまたすごく美しかった。それが悲しさに拍車をかけていたのかもしれないなぁ。どうしてあのひとはこんなふうに空間を使えるんだろう。ほぼ暗転なしでこれをやるんだもの。とんでもないよ! 彼の空間把握能力はいったいどうなっているんだ。
そしていつも思うように、今回も彼の発想に嘆息しすぎて呼吸しづらいくらいでした。どうして? きっと主題が最初にあったのだと思うのだけど、なぜそんなふうにそこにつながるの? しかもきちんと散らかしたものを拾えるの? このひとにはこんなふうに見えるんだ、こんなふうに聞こえるんだ、こんなふうに感じるんだ、ということがもうもうとにかく、驚きに満ちている。すごい、としか言えないくらい。

今回もほんとうに観てよかった。この演劇高額化時代においてこの値段でこの完成度の舞台を観せてもらっていいものか、と悩みます。時間がある方はぜひ池袋へ行ってもらいたい。野田さんにしては非常にわかりやすいので慣れていなくてもきちんと見られると思います。私ももう一度観たい。
いつも感想用紙に何も書けず、野田秀樹に完敗です。

『虹とマーブル』

とても久しぶりの世田谷パブリックシアター。改めて見ると東京グローブ座と似ている。適度なこじんまり感があり非常に観やすかったです。

さて、『虹とマーブル』。実は初めての倉持裕作品。主演は小出恵介くん。
お話は一人の男があの手この手でのしあがる人生を年代別に区切って描いたもの。私にはあまりピンとこない場面もありましたが、予想通りの悲しいラストシーンに予想以上の姿を見せてくれた小出くんに大満足でした。
個人的には第二幕のあの場面の意味がよくわからなかったのが心残りです。脚本買ったほうがよかったかなぁ。

小出恵介くんを舞台で拝見するのは三度目です。なぜか、わりと三度とも似たような役柄。ちがうか、時代といる場所が似てるのかな? 話し方かな?
でも、三度目の小出恵介がいちばん素敵でした。とんでもない上から目線発言ですが、とても素敵になったなぁとしみじみ嬉しみながら拝見しました。(嬉しむって言葉、ある?)
なんだろうなぁ、滑らかだったのかもしれません。思いがけず初日でしたが、とてもきちんとまとまっていましたし、いい意味で気負いもなかったように思います。
どんなことにも手を伸ばし時には汚い手も使い、栄華もあれど悲しみや理不尽も背負うひとりの切ない男を好演していました。繰り返しになりますがラストシーンがとてもよかった。あ、やっぱりと思うと同時に泣きそうになりました。ほんとうはあそこで止めてあげたかったもの。

共演にともさかりえさん。初めて拝見します。どこにいてもさりげなく綺麗に小出くんを引き立ててくれて、ラストシーンは特にそれが効いていたように思います。明らかにひとりだけ異色なのに悪目立ちせず、しかし存在感は充分で、あまり出会ったことのない雰囲気の女優さんでした。けっこうコメディ部分を多く担っていて、お芝居全体の空気を作っていた気がします。

初舞台だという黒島結菜ちゃんは、驚くほど堂々としていらっしゃいました。肝据わってるなぁ。声もきちんと聞こえましたし、可愛かったし、きっとこれから活躍の場をどんどん広げていくのでしょうねぇ。あ、もしかして、彼女の存在が小出くんの良さに拍車がかかってたりするのかな? 座長として。
相変わらずの顔色の悪さにちょっとびっくりしてしまった木村了くんも、さすがの佇まいでした。身のこなしが軽やかです。案外いちばんの苦労人かも、な役どころ、面白かったです。
小松さんやぼくもとさんの独特の存在感、小林さんや玉置さんの変幻自在感は舞台に幅をぐんぐん広げ、かつ円滑にしてくれていました。役者さんってすごいよなぁ。

舞台転換が多く、しかも大がかりで、なかなか出会わないタイプの構成でした。地方にも何ヵ所か行くみたいだけど、このセットどうするんだろう? 舞台の大きさも違うでしょうし、気になります。

まだ公演中だと思うので、これから観にいらっしゃる方は小出くんの素敵な姿を堪能してきてください。
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プロフィール

来海あや

Author:来海あや
ご来訪ありがとうございます。
潤くんに偏りつつ、五人で嵐な彼らが大好き。絶賛応援中です。舞台俳優・岡田達也さんも大好き! 最近はNEWSさんも応援してます。

この場所では、嵐さん・観劇・薬学と研究などについて書き散らしています。まぁ、毎日たくさんの元気と幸せをくれ、憧れてやまない嵐さんへの想いを綴っていることが圧倒的に多いです。

いろいろな方とお話しできたらいいなと思っていますので、コメント等いただけると喜びます。鍵付き拍手コメントへのお返事は、該当記事のコメント欄にさせていただきます。

乱文ばかりですが、お付き合いくださいませ。

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